日本音楽集団
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尺八 宮田 耕八朗 Kohachiro Miyata

1938年 東京に生まれる。
1955年 尺八を始める。流派に属さず独自の技法を開拓。
1962年 村岡実・横山勝也と東京尺八三重奏団を結成。
1964年 東京尺八三重奏団が母体となって伝統音楽の発展的継承と新しい日本音楽の創造を目指して日本音楽集団を結成。


◆海外公演◆

1967年 外務省派遣文化使節の一員として、カナダ、アメリカ、メキシコを巡演。
1972年 この年より始まった日本音楽集団の数次にわたる海外公演(及び国内各地の公演)にコンサートマスター及びソリストとして参加。
1976年 カーネギー大ホールに於いて自作の「鶴の巣ごもり」の演奏が好評を博し、ニューヨークのノンサッチレコード社より尺八本曲のレコードを発売。90年代にCDになり更に売上げがのびている。
1981年 ユーゴスラヴィアのザグレブ音楽祭に客演として参加。
1993年 国際交流基金派遣文化使節として宮田耕八朗室内楽団をひきいてブカレスト、ブラチスラバ・プラハ・モスクワに於いて自作のプログラムによる演奏、そして音楽大学に於いて講演。


◆教育◆

1975年〜1992年 東京音楽大学講師を勤める。
1984年〜毎夏、合奏研究会を主催し流派を超えて全国の尺八・箏・三絃の教授者・愛好者を集め交流と向上を図る。


◆教材制作◆

1972年 「日本の楽器入門」レコードの管楽器編。(コロムビア)
1973年 「尺八の演奏法」レコード。(ビクター)
1987年 尺八リコーダー練習曲集。
1990年 三味線が好きになる練習曲。


◆作品◆

1973年〜鶴の巣ごもりその他尺八の小品数曲。
1978年 ヨーロッパ公演に際し各国の田園風景に接し日本の減反の状況を憂いて「みずほのうた」(尺八・20絃箏)を発表。
以後「キビタキの森」「矢部の郷」「田毎の月」など農業および生命の讃歌を主題とした作品を数多く発表している。


◆現在◆

日本音楽集団幹部団員。
全国的に演奏(尺八)、教授、講習等を行い、作品も広く愛好されている。

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