【日時】2009年1月9日(金)18:30開場､19:00開演

【会場】第一生命ホール（晴海トリトン・スクエア）

【チケット】全席指定\4,000.- ※音楽集団の販売受け持ちチケットは完売。現在、追加配券要請中
前売りで完売の場合は当日券はありません。

※ご来場の方に「長沢勝敏　音に命を吹き込む‥長沢音楽のすべて」を謹呈。

【曲目と演奏団体】
（１） 「飛騨によせる三つのバラード」／1977年桐韻会委嘱／正派合奏団・山本邦山尺八合奏団
（２） 「春の一日」／1997年日本音楽集団委嘱／日本音楽集団
（３） 「雪三態」／1980年沢井忠夫合奏団委嘱／沢井忠夫合奏団
（４） 「北国雪賦」／1982年宮城合奏団委嘱／宮城合奏団
（５） 「子どものための組曲」／1964年日本音楽集団委嘱／合同献奏曲

【お申し込み・お問合せ】各出演団体・出演者、及び、チケットぴあ

【主催】長澤勝俊追悼演奏会　実行委員会
【共催】NPOトリトン・アーツ・ネットワーク／第一生命ホール
【協賛】株式会社琴光堂、株式会社邦楽の友社、(有)五味和楽器店、財団法人日本伝統文化振興財団、大日本家庭音楽会、鶴川楽器本店、邦楽ジャーナル
【後援】コロムビアミュージックエンタテイメント株式会社

【発起人会】
個人／
石田一志、市川猿之助、稲垣隆、上野晃、尾崎太一、小野正志、菊地悌子、杵屋勝芳寿、杵屋静子、鞍掛昭二、小島美子、小宮多美江、坂井敏子、坂本正彦、沢井一恵、白根きぬ子、杉浦弘和、砂崎知子、田中隆文、谷珠美、田村拓男、藤舎呂船、中島靖子、長広比登志、西潟昭子、野坂操寿、野村祐子、羽田野歌子、半田淳子、廣瀬量平、藤間文彦、藤本草、三木稔、宮下伸、宮田耕八朗、宮本幸子、村岡実、望月太八、守屋幸則、矢�ｱ明子、柳家小三冶、山内喜美子、山本邦山、横山勝也
団体／
沢井忠夫合奏団、社団法人日本尺八連盟、正派合奏団、箏曲宮城会、創明音楽会、日本音楽集団、人形劇団プーク、宮城合奏団、山本邦山尺八合奏団

【長澤勝俊追悼演奏会　実行委員会】
杵屋静子　砂崎知子　田村拓男
実行委員長：米澤浩（日本音楽集団）
実行委員：水野幸穂・吉川由里子（正派合奏団）、加藤秀和・久本桂子（日本音楽集団）、池上眞吾・帯名久仁子（宮城合奏団）、安島瑤山・武田旺山（山本邦山尺八合奏団）

長澤勝俊追悼演奏会にあたって

発起人会代表　　田村拓男

　今回の《長澤勝俊追悼演奏会》開催にあたっては、多くの方々が発起人として参加してくださいました。他にも案内すべき方がおられたかも知れません。不行届きな点をお許しください。
長澤勝俊は万人の音楽家。その人柄と音楽は多くの人々から愛されました。
二十歳で太平洋戦争に学徒出陣、スマトラの戦場へ…。敗戦後は2年間の抑留生活。その間に覚えたアコーディオンが身を助けることになり、復員後は幸運にも人形劇団〈プーク〉に入団。アコーディオンを肩に〈プーク〉〉と全国巡回公演を行う中、日本の伝統や自然に触れ、子どもたちへの愛、平和のための音楽創造が長澤氏の原点となっていきました。
1964年、日本音楽集団の創立に参加、第１回定期演奏会（1964年）で生まれた「子供のための組曲」や組曲「人形風土記」（1966年第4回定期）、「子供の四季」（1967年第5回定期）はまさに「ながさわ節」の始まりでした。
　長澤氏は、多くの合奏団・個人・NHKなどから委嘱を受け、合奏曲や独奏曲など100曲を超える名曲の数々を残してくれました。これらの作品は、全国の小・中・高の学生をはじめ大学のサークル、邦楽界のあらゆるところで演奏されています。
長澤氏の活動基盤は、日本音楽集団においていましたが、その作曲活動は単に日本音楽集団のみならず、邦楽・洋楽・ジャンル・流派を超えた広い世界で展開されていました。
　今回の追悼演奏会がそうであるように、さまざまな垣根を越えて演奏交歓会が開かれるのも、長澤氏が残してくれた大きな財産ゆえです。発起人会・実行委員会の構成も、音楽各界・各合奏団の方々により構成されています。
　1月9日には、多くの皆さまによる演奏を手向けて長澤氏の功績を称え、意義ある追悼演奏会にしたいと思っています。皆様方のご来場をお待ち申し上げています。