日本音楽集団
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 2026年1月28日(水)第247回定期演奏会
日本音楽集団 定期演奏会
『失われゆくもの、遺すべきもの』
1.鳥と砂と海と(長澤勝俊 作曲/1983年)
  胡弓:木場大輔(助演)
2.流觴曲水譜(三善晃 作曲/1986年)
3.花天月地〜絃楽器のための〜
(相澤洋正 作曲/2026年)委嘱新作
4.聲ヲ聴ク〜竹管楽器のための〜
(高橋久美子 作曲/2026年)委嘱新作
5.星夢の舞(吉松隆 作曲/2002年)
指揮:稲田康、箕輪健太

【日時】 2026年1月28日(水)19:00開演(18:30開場)
【会場】 豊洲シビックセンターホール
(東京メトロ有楽町線 豊洲駅下車7番出口より徒歩1分/新交通ゆりかもめ 豊洲駅下車改札フロア直結)
【チケット】全席自由
一般:4,000円
ヤングチケット:2,000円(25歳以下の方への割安料金)

◆チケットご購入方法◆
当HPの【チケット申し込みフォーム】よりお申し込みください。

 かつて日本の海岸の多くで見られた鳴砂の浜。ほんのわずかな環境変化で砂は鳴かなくなると言われ、環境のバロメーターとも呼ばれます。環境汚染への意識が大きく高まった80年代、この鳴砂に取材した「鳥と砂と海と」(長澤勝俊 1983年)を再考します。
 現代邦楽の先駆者として、日本音楽集団の創立の7年前に「邦楽4人の会」が結成され、多数の作品委嘱と初演を行いました。今回はその作品群の中から、「流觴曲水譜」(三善晃 1986年)を取り上げます。やがて現代邦楽は現代音楽の一部となり、やや難解なものとなる中、当団が吉松隆氏に委嘱を行った「星夢の舞」(2002年)は、そのアンチテーゼとして、お客様と共に楽しむという、音楽の本来の姿に回帰します。日本音楽集団の新たな一歩となったこの曲を約15年ぶりに演奏します。
 また、次の世代に遺すべき作品として、当団作曲家の高橋久美子と相澤洋正による、邦楽器の管アンサンブルと絃アンサンブルを新たに発表します。こちらも是非ご期待ください。
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