この度、永年本団代表の重責を担ってこられた田村拓男氏の跡を受け継ぎ、新たに代表に就任する事となりました、尾崎太一と申します。以後お見知りおき下さいますようお願い申し上げます。

　本団は新たな｢音・楽｣を求めて出発し、いつの間にか半世紀もの時を刻んでまいりました。この間に｢現代邦楽｣というジャンルを確立しこれを定着させました。様々な新しい試みをし、又失敗も重ねて、現在の｢日本音楽集団｣に至るまで50年の歳月を要しました。数々の演奏家、作曲家、文芸、事務の方々が志を一にして突き進んだ結果と思われます。改めて歴史の重みを受け止め、更に前に進むには何をすべきかが私に課せられた使命と思っております。

　50周年を契機としてまた新たな一歩を踏み出して行く所存でございます。
日本音楽集団を愛し、応援して下さる皆様のお力添えがあればさらに二歩、三歩と前に進むことが容易になるかと存じます。今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。