津軽三味線 貢正流 初代家元(現 宗家)を父に持ち、民謡・和楽器の他、幼い頃よりピアノ・ギターなどの楽器に触れて育つ。五線譜による三味線演奏について、三味線 笹本流家元 笹本 壽 氏に師事。
1999年 3月『NHK邦楽技能者育成会(第44期)』を卒業。同期による「獅子の会」演奏会(2000年〜2009年)では津軽三味線にてアンサンブルに参加。「津軽三味線コンクール全国大会」独奏 一般の部 2003年・2004年連続上位入賞。 2008年 ファーストリサイタルを開催し、『大志』・『爽』・『団欒』・『凜』などのオリジナル曲(楽器編成:津軽三味線・三味線・尺八・太鼓)を創作し発表。
国内外での国際音楽祭より招聘を受け、ピアノ・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ等の洋楽器や尺八・箏・和太鼓・二胡など様々なジャンルの楽器とのアンサンブルにより内外の作曲家の作品を初演している。
2015年 二代目 三山貢正を襲名。本流の継承、後進の指導・育成に力を注ぐ一方、「力強い撥さばき」と「繊細な音色」のハーモニーを醸し出す表現力豊かなその津軽三味線の響きは各方面で好評を得ており、各種イベント・舞台等の様々なステージに於いて幅広く活動している。
また、津軽三味線・三味線・三線(沖縄)のスタジオプレーヤーとして民謡の他、演歌・クラシック・POPS問わず各種CD・映画・CM・劇伴・ゲーム等の音楽レコーディングに数多く参加するなど多方面で活躍中。
アメリカ・オーストリア・スペイン・ギリシャ・オーストラリア・ブラジル・シンガポール・韓国など海外公演にも数多く参加しており、日本文化の紹介にも尽力している。
現在/津軽三味線貢正流 家元、 公益財団法人日本民謡協会公認 三味線 教授、 日本音楽集団 団員
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