名古屋市生まれ 幼少の頃から母に箏の手ほどきを受けるとともに同時期10数年間ピアノを学ぶ 高校時代に出会った音楽教師の影響により本格的に箏に向かい、現代の演奏家が備えるべき資質として楽典およびソルフェージュも学ぶ
1984年 日本音楽集団入団 団員として国内はもとより、フランス、オーストラリア、アメリカ、ソウル等での公演や、『オーケストラ・アジア』の旗揚げ公演などに参加している
1989年よりスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」「オグリ」「八犬伝」「カグヤ」の二十絃箏を担当
1993年 結アンサンブルのメンバーとして香港公演に参加
「三木稔作曲 箏譚詩集全曲初通奏ソロリサイタル」開催(東京・サントリーホール小ホール)
三木稔作曲オペラ「春琴抄」「静と義経」「隅田川」「くさびら」 フォークオペラ「照手と小栗」
ミュージカルオペラ「うたよみざる」等の二十絃箏を担当
1996年 沖縄県立芸術大学音楽学部非常勤講師(96年度)
1997年 モンテヴェルディ作曲オペラ「ポッペアの戴冠」(若杉弘指揮・市川右近演出)の
通奏低音として二十絃箏を担当
Nisikawa−Ensembleとしてカナダ・アメリカで公演を行う
「三木稔・箏譚詩集全集」のCDを発売
1998年 長野オリンピック記念オペラ「善光寺物語」(松下功作曲)の箏を担当
1999年 ソロリサイタル開催(東京・代々木上原)
2000年 日本音楽集団団員として「プラハの春」(チェコ)・フランス公演に参加
2003年 NHK連続ドラマ「かるたクィーン」の箏を担当
2003年&2004年と連続して十七絃奏者の宮越圭子氏とジョイントリサイタルを開催予定
現在は日本音楽集団を中心とした現代邦楽分野でのソロ及びアンサンブル活動の他、斉藤隆介作三木稔作曲「ベロ出しチョンマ」の公演を全国各地で行い、三木稔氏が主宰するオペラシアター「歌座」及び「結アンサンブル」のメンバーとして全国各地の公演に参加している。
また「あけび箏乃會」を主宰して後進の指導にも力を注ぐなど幅広く活発な演奏活動を行っている。 |